東京のオンライン英語教室Yamatalk English®スタッフの大和真美です。当教室では、イギリス人ネイティブ講師David Watkinsが、ジョリーフォニックス公式トレーナーとして、子どもたちに楽しく効果的な英語レッスンを提供しています。
誰にだって、ちょっと「ん?」と思うような個性ってありますよね。今回は、一見するとマイナスに聞こえるけれど、実は見方を変えれば魅力にもなるかもしれない、そんな人柄を表す形容詞にスポットライトを当てていきます。
ちょっとネガティブ?な個性を表す形容詞たち
まずは、私たちがついついネガティブなイメージで捉えてしまいがちな言葉たちを見ていきましょう。
- mean (意地悪): 人に対して優しくなかったり、嫌なことをしたりする様子。
- stubborn (頑固): 自分の意見ややり方をなかなか変えないこと。
- bossy (親分っぽい、威張っている): 人に指図したり、命令したりしたがる様子。「人に指図するのが好きな人」という意味合いですね。
- naughty (やんちゃ): 子供っぽく、いたずら好きな様子。大人の場合は、少し困ったことをするニュアンスも。
- grumpy (気難しい): 不機嫌で、ぶつぶつ文句を言ったりする様子。
- lazy (怠惰): なまけ心があって、だらだらしている様子。
- selfish (わがまま): 自分のことばかり考えて、他人のことを考えない様子。
これらの言葉、聞く人によっては少しドキッとするかもしれません。でも、ちょっと視点を変えてみませんか?
コップの水は半分?それとも半分も?
人の考え方には、有名な「コップの水のたとえ」があります。
- half full (まだ半分もある): 物事の良い面に目を向ける楽観的な考え方。
- half empty (半分しかない): 物事の悪い面に目を向ける悲観的な考え方。
「I'm a glass half full person.(私は楽観的な人間です。)」という表現があるように、同じ状況でも捉え方次第で全く違う感情が生まれます。これは、人の個性に対しても言えるのではないでしょうか?
ネガティブな表現をポジティブに!魔法の言い換え術
まるで魔法のように、ネガティブな言葉もちょっとした視点の転換でポジティブな印象に変えることができるんです。そのコツをいくつかご紹介しますね。
1. 視点を変える:短所は裏返せば長所になる
ネガティブに見える特性も、角度を変えればキラリと光る長所になることがあります。
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頑固 (stubborn)
- ポジティブな言い換え: 意志が強い、信念がある、粘り強い
- 説明のコツ: 自分の意見をしっかり持っている、一度決めたことは最後までやり遂げる、困難にも諦めない
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意地悪 (mean)
- ポジティブな言い換え: 厳しさがある、本質を見抜く、妥協しない
- 説明のコツ: 甘やかすだけでなく時には厳しく指導できる、表面的なことだけでなく本質を見抜く力がある、目標達成のためには妥協しない
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親分っぽい、威張っている (bossy)
- ポジティブな言い換え: リーダーシップがある、決断力がある、人をまとめる力がある
- 説明のコツ: 周囲を引っ張っていく力がある、状況を判断して的確な指示が出せる、チームをまとめて目標達成に導ける
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やんちゃ (naughty)
- ポジティブな言い換え: 好奇心旺盛、活発、行動力がある
- 説明のコツ: いろいろなことに興味を持つ、じっとしているのが苦手で常に動き回っている、思い立ったらすぐに行動に移せる
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気難しい (grumpy)
- ポジティブな言い換え: 慎重、思慮深い、こだわりがある
- 説明のコツ: 軽率な行動をしない、物事を深く考える、自分の基準や価値観をしっかり持っている
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怠惰 (lazy)
- ポジティブな言い換え: 効率的、要領が良い、無理をしない
- 説明のコツ: 無駄を嫌い効率的に物事を進める、 силыを温存して必要な時に力を発揮する、心身のバランスを大切にする
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わがまま (selfish)
- ポジティブな言い換え: 自分を大切にする、自立心がある、目標志向
- 説明のコツ: 自分の考えをしっかり持っている、人に頼らず自分で道を切り開く、目標達成のために努力を惜しまない
2. 具体的な行動や状況を説明する
ポジティブな言葉に置き換えるだけでなく、その特性がどんな場面でどのように発揮されるのかを具体的に説明することで、より相手に伝わりやすくなります。
例:
- 「彼は頑固なところがありますが、それは裏を返せば、一度決めた目標に対しては誰よりも粘り強く努力できるということです。」
- 「彼女は少しわがままに見えるかもしれませんが、それは自分の考えをしっかり持っていて、周りに流されない自立心の表れだと思います。」
3. 「〜な一面もあるけれど、〜な良いところもある」という構成にする
短所も認めつつ、それ以上に良い面を伝えることで、バランスの取れた印象を与えられます。
例:
- 「彼は少し気難しいところもありますが、その分、物事を深く考えて慎重に進めるので、ミスが少ないという良いところもあります。」
- 「彼女は親分っぽいところがあって、時に周りを戸惑わせることもありますが、リーダーシップを発揮してチームをまとめてくれる頼りになる存在です。」
4. ポジティブな言葉を選ぶ
同じような意味合いでも、明るく、前向きな言葉を選ぶように意識しましょう。
- 「問題点ばかり指摘する」→「改善点を見つけるのが得意」
- 「リスクを恐れる」→「慎重に検討する」
まとめ
人の個性は、多面的で複雑なものです。一見ネガティブに見える特徴も、捉え方次第でその人の強みや魅力に変わることがあります。大切なのは、一面的な見方をするのではなく、その人の全体像を理解しようとすること。そして、言葉を選ぶ際には、少し想像力を働かせて、ポジティブな側面を探してみることなのかもしれませんね。
ぜひ、今回ご紹介した考え方を参考に、周りの人の個性、そしてご自身の個性も、もっと深く理解してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ!
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