イギリス人ネイティブ講師・ジョリーフォニックス公式トレーナーDavid Watkinsによる東京のオンライン英語教室”Yamatalk English®”スタッフの大和真美です。
ジョリーフォニックス(Jolly Phonics)とは、Jolly Learning社より出版されている読み書きを習得するための完全な基礎を学ぶための教材です。ジョリーフォニックスは、楽しく多感覚な方法で文字と音を教えるシンセティックフォニックス法を用いています。こどもたちは、読み書きをするために文字の音をどのように使うかを学びます。
ジョリーフォニックスは、イギリスの 7 割の小学校で導入され、シンセティック・フォニックスの先駆者と言われています。

フォニックスとは?
英語の文字・スペルと音の関係、またはその教授法・学習法 ※phonics=phon(o)音+ics 学
⇒イメージは、日本語でいう「あいうえお」の学習です。
はじめに
- 英語の文字は 26 個、音は 42 個くらい。
- 1 文字が 1 つの音とは限らず、さらに2文字や3文字で 1 つの音に対応することもある。
⇒ちゃんと整理して、文字と音のルールをきちんと学習することが必要。
読み書きの学習法
- 丸暗記!(90 年代まで)
- アナリティック・フォニックス・・・単語の文字をバラバラにして音を学ぶ。文字の名前と音を同時に学ぶので混乱することが多い。(80年代後半から2000年年代前半まで)
【教え方の例】A says a,a. B says b, b. C says c, c.・・・ ABC順 -
シンセティック・フォニックス・・・文字の音から学ぶ。1文字に1つの音を学ぶ。学んだ文字を組み合わせた単語を自分で「読む」方法。(2000年後半から)
【教え方の例】s, a, t, iの音と文字を教え、教えたものを組み合わせて(at, sat, it, sit)読む・・・Jolly Phonicsではsatipn順
ジョリーフォニックスでの学ぶ順番
- 覚える順番は s,a,t,i,p,n,c,k,e… ⇒アルファベット順ではない。
- 最初に文字の音を覚える ⇒文字の名前は、あとから覚える。
- 使用頻度の高い小文字から ⇒大文字は、あとから覚える。
読み書きのための基本的な5つの技能
- 文字の音を覚えること
- 文字の形を覚えること
- ブレンディングすること (文字と文字をつなぎ合わせて一つの単語として読むこと)
- 単語の中にある音を識別すること
- ひっかけ単語を正しく綴ること
詳細は、保護者/教師用ガイドをご参照ください。
ジョリーフォニックスレッスン

レッスンの流れ(例)
- ストーリーブックを開いて、何が見えるかを一人ずつに聞きます。そして、子供たちに見えたものを触ってもらい、答えてもらいます。英語で何て呼ぶかを伝えます。
- ストーリーブックの中のキャラクターたちを紹介し、ストーリーを伝えます。そのページで習う音をアクションとともに聞かせ、子供たちにアクションをまねてもらいます。
- 覚えた音の文字を見せてあげながら、手を使って大きく空中に文字を書きます。音を言ってもらいながら、子供たちにも書いてもらいます。大きく書いたり、小さく書いたりといろんなバリエーションで書いて覚えます。
- 体を使って文字を覚えたら、ホワイトボードに文字を書いてみます(年齢が大きくなれば、紙に書く場合もあります)。
- パペットたちを使って、子供たちが習った音を発音したくなるように、励まします。
- ストーリーブックの中の他の単語を紹介しながら、習った音が入っているか、入っていれば、どこにあるのかを子供たちに答えてもらいます。
- いくつか音を習ったら、習った文字と音を使って単語を作って、自分たちで読んでもらいます(ブレンディング)。
理解度を上げ、記憶の定着が高まるようなアクティビティを毎回入れていきます。英語の聞き取り練習なども行います。
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ジョリーフォニックスを始めて
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10月9日
Yamatalk English
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(スタッフ Mami)