イギリス人ネイティブ講師・ジョリーフォニックス公式トレーナーDavid Watkinsによる東京のオンライン英語教室”Yamatalk English®”スタッフの大和真美です。
「バックキャスト思考」という言葉を聞いたことがありますか?未来から逆算して、今何をすべきかを考える思考法です。今回は、このバックキャスト思考を英語教室に当てはめて、より良い教室づくりに繋げる方法をご紹介します。
なぜ英語教室でバックキャスト思考が必要なの?
英語学習の目的や方法は多様化し、競合も増えています。そんな中で、生徒のニーズに合ったカリキュラムを提供し、他の教室との差別化を図るためには、将来の理想的な英語教室の姿を明確にすることが重要です。バックキャスト思考は、そのための羅針盤となるでしょう。
バックキャスト思考で描く、理想の英語教室
まず、5年後、10年後の理想の英語教室を具体的にイメージしてみましょう。
- 生徒: どのような人が通っている教室ですか?
- 学習環境: どのような場所で、どんな教材を使って学んでいるでしょうか?
- 講師: どのようなスキルを持った講師が活躍していますか?
- 地域: 地域社会にどのような貢献をしているでしょうか?
最も重要なのは、この教室を創り上げる「あなた」自身です。 あなたがどんな先生になりたいのか、どんな教室を作りたいのか、という強い想いが、理想の教室を形作ります。
あなたの英語に対する情熱、生徒への想いは、教室の雰囲気を作り、生徒たちの学習意欲を大きく左右します。ですから、「自分」がどんな先生でありたいのか、具体的にイメージしてみましょう。
▲自分の見える化をすることもとても大切
理想を実現するために、今できること
理想の教室を実現するために、以下のことを検討してみましょう。
- カリキュラム: どのようなカリキュラムを提供すれば、生徒の目標達成をサポートできるか?
- 教材: どのような教材が生徒の学習意欲を高めるか?
- マーケティング: どのようにして、理想の生徒に教室を知ってもらえるか?
- 講師育成: 講師のスキルアップをどのようにサポートするか?
具体的な行動計画を立てよう
これらの検討結果を基に、具体的な行動計画を立てます。例えば、
- 新しい教材の導入
- 講師研修の実施
- オンライン授業の開始
- 地域との連携
など、様々な施策が考えられます。
バックキャスト思考のメリット
- 生徒の満足度向上: 生徒のニーズに合ったカリキュラムを提供することで、満足度が向上します。
- 競合との差別化: 独自の強みを活かしたサービスを提供することで、他の教室との差別化が図れます。
- 教室の成長: 新規生徒の獲得や既存生徒の定着に繋がり、教室の成長に貢献します。
グループワークで一緒に考えよう!
教室の先生方みんなで集まり、ワークショップ形式で理想の教室について話し合ってみましょう。
- テーマ設定: 少人数制クラスの質向上、オンライン授業の導入など、具体的なテーマを設定します。
- 理想の教室を描く: 5年後、10年後の教室を具体的にイメージします。
- 実現するために必要なことを見つける: 課題を洗い出し、解決策を検討します。
- 具体的な行動計画を立てる: 責任者を決め、具体的な行動計画を立てます。
まとめ
バックキャスト思考は、英語教室の未来を創るための強力なツールです。理想の教室を描き、その実現に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。生徒にも講師にも、そして地域社会にも貢献できる、素晴らしい英語教室を作り上げましょう!
あなたの英語教室が、より良い未来に向かって発展することを心から応援しています!
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