生徒のタイプに合わせた言葉選び:「NGワード」と「OKワード」

おはようございます。イギリス人ネイティブ講師・ジョリーフォニックス公式トレーナーDavid Watkinsによる東京のオンライン英語教室”Yamatalk English®”です。

【Yamatalk Englishからお知らせ】
ジョリーフォニックスの年長以上・小学校6年生までのオンラインレッスン(満席)。プラベート・グループ単位でのジョリーフォニックストレーニングも実施しています。楽しく効果的に英語を学びませんか?

スタッフの大和真美(まみ)です。

個人の英語教室はまるで小さな宇宙。色とりどりの個性を持つ生徒さんたちが、それぞれの夢や希望を胸に集まってきます。授業の準備と同じくらい大切なのが、一人ひとりの心に響く言葉を選ぶこと。まるで一人ひとりに そっと寄り添う春のそよ風 のように、心地よい言葉を贈ることで、温かい信頼関係を一緒に育んでいけるんです。

もし、私たちの言葉が、生徒さんの自信のつぼみをそっと摘んでしまうようなものだったら…それはとても悲しいことですよね。だからこそ、生徒さんのタイプに合わせた言葉の一滴を大切にしたい。ここでは、生徒さんの傾向をいくつかご紹介しながら、「えっ、それは言わない方がいいかも?」というNGワードと、「うん、その言葉、きっと心に届くね!」というOKワードを探っていきましょう。

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1. キラキラした瞳で目標を見つめる頑張り屋さんタイプ

例えば、いつも積極的に発言し、難しい課題にも果敢に挑戦する生徒さん

  • 特徴: 目標に向かって一直線!効率よく成果を出したいと思っています。ちょっぴり負けず嫌いで、チャレンジ精神も旺盛な頑張り屋さんです。

  • NGワード:

    • 「まあ、ぼちぼちでいいんじゃない?」(彼らのエネルギーを鈍らせちゃうかも)

    • 「そんなに急がなくても大丈夫だよ~。」(彼らの「今すぐ!」という気持ちをスルーしないで)

    • 「もし失敗しても、それはそれでいい経験だよ。」(もちろんそうなんだけど、彼らは成功したいの!)

    • 「みんなと同じようにやれば、きっとうまくいくわ。」(彼らの個性を輝かせてあげて)

    • 「本当に君にできるの?」(彼らの可能性を疑うような言葉は、そっと胸にしまって)

  • OKワード:

    • 「わあ、すごいね!その調子でどんどん行きましょう!」

    • 「目標達成のために、私にできることは何かあるかしら?」

    • 「さらにステップアップするために、何か新しいことに挑戦してみない?」

    • 「君の集中力とスピードは素晴らしいね!」

    • 「君ならきっとできるって、信じているわ!」

2. 自分のペースでじっくり考えたい慎重さんタイプ

例えば、質問されると少し考えてから発言したり、新しい課題に取り組む前に手順をしっかり確認したがる生徒さん

  • 特徴: リスクは慎重に避けたい。じっくり考えて納得してから行動したいと思っています。論理を大切にし、きちんと理解できるまでなかなか動き出せないことも。

  • NGワード:

    • 「えいっ、とにかくやってみて!」(彼らには、「なぜ?」が大切なんです)

    • 「そんなに難しく考えなくてもいいのよ~。」(彼らの分析的なプロセスを大切にして)

    • 「3分チャレンジしてみよう!」(プレッシャーは禁物。彼らのペースを尊重して)

    • 「細かいことは気にしなくて大丈夫よ。」(彼らは一つ一つ納得したいの)

    • 「まずは、この通りにすれば、間違いないから。」(彼らの自主性を大切に)

  • OKワード:

    • 「なるほど、じっくり考えているのね。」

    • 「もし何か情報があれば、考える助けになるかしら?」

    • 「一つずつ、一緒に確認しながら進んでいきましょうね。」

    • 「君の考えを、ゆっくり聞かせてくれる?」

    • 「君が納得いくまで、何度でも説明するわ。」

3. 気持ちを大切にする共感さんタイプ

例えば、友達が困っているとすぐに声をかけたり、グループワークでみんなが楽しく取り組めるように気を配る生徒さん

  • 特徴: 人との繋がりを大切にし、感情的な共感を求めています。 周囲との調和を大切にし、みんなで一緒に頑張りたいと思っています。

  • NGワード:

    • 「もっと強い気持ちを持たないと。」(彼らの心の声に耳を傾けて)

    • 「もっと論理的に考えてみよう。」(彼らの感情も大切な一部なんです)

    • 「そんなことで落ち込んでちゃだめよ。」(彼らの気持ちに寄り添って)

    • 「そんなの気にしすぎよ。」(彼らの繊細さを理解してあげて)

    • 「結果がすべてよ。」(彼らの頑張りや気持ちもちゃんと見ていてあげて)

  • OKワード:

    • 「その気持ち、すごくよく分かるわ。」

    • 「何か不安なことや、心配なことはあるかしら?」

    • 「一緒に、どうしたらいいか考えてみましょうね。」

    • 「君の頑張り、ちゃんと見ているわよ。」

    • 「もし何か困ったことがあったら、いつでも頼ってね。」

英語の先生の皆さんへ:

生徒さん一人ひとりの個性は、色とりどりの花のようだなと思いませんか。私たちは、彼らが安心してそれぞれの 色を輝かせながら成長していけるよう、 温かい言葉で見守っていけるといいですよね。手でそっと包み込むように、私たち自身の言葉を選んでいきましょう。

今日のあなたの言葉が、明日の生徒さんの笑顔につながりますように。

あなたは、どんな言葉で生徒さんの心に花を咲かせますか?いつか、あなたの素敵な言葉の魔法を教えてくださいね。

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